シャドーボックスの制作歴はかれこれ20年以上ですが、最初に見かけたのはアントンピックの作品でした。
とてもメジャーですよね。
紙を重ねて作る立体感がすごいなと思ったことを今でも覚えています。
元々、絵画や絵を描くことが好きでした。そして平面だけではなく、彫刻(というよりレリーフ)のような立体的な作品も好きで、そんな私がシャドーボックスの立体感に興味を持ったのはある意味自然なことだったかなと。
プリントとカッターと、あとは少しの便利な道具があれば始められる手軽さもいいですよね。
そして私が作った作品は、なぜか既存プリント作品ではなく、自分で撮った写真を加工した作品でした。
絵描きとしてのオリジナリティ、一点物を求める気持ちが先行したみたいです。

シャドーボックスの制作を始めた時から花や風景の写真を使ったり、額に入れずに1、2枚だけ重ねて手作りのカードを作ったりもしておりました。
こちらの写真は少し古いのですが、制作したカード類です。
写真では分かりにくいでしょうが、部分的に立体になっています。
友人のウェディング写真などもシャドーボックスにしてプレゼントしていたので、その時の経験が今のオーダーメイドにもつながっています。
当時と違うのは、今は写真からイラストにしている、というところですが。
写真だけだとどうしても、切りにくい箇所などがあるので、シャドーボックスに仕上げることを見越してイラスト化しています。
集中していると時間があっという間に過ぎていく! この没頭できる時間も大切にしています。
非常にスローペースですが、これからも地道に続けていこうと思います。